2017.9.19 ぎふメデイアコスモスみんなのホールにて
民主主義の再生へ
-市民と野党の共闘を進めよう-
会場定員を超える参加者で、資料の増刷にバタバタ。舞台袖や会場外で聴くしかない人も大勢いました。
会場一杯のため、参加者に席について貰うのに手間取り2分くらい遅れて開会。
岐阜合同法律事務所の弁護士・田島朋美さんが司会・進行を務めました。
まず、政党から、
民進党岐阜県総支部連合会 副代表 吉田りえさん
日本共産党岐阜県委員会 岐阜市委員会委員長 山越徹さん
社会民主党岐阜県連合 副代表 戸田二郎さん が発言。
続いて、中野晃一さん(上智大学教授、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)の講演に移りました。安倍による急な党利党略解解散(敵前逃亡解散?)の風の吹く中、この日も東京に帰って夜の11時半から会議がある、という超弩級の忙しさの中、丁度2年前の9月19日の未明の安保報(戦争法)強行採決の後の、「だけど不思議に敗北感がないんだよね」という会話から、この間の運動を担ったさまざまな人たちの横顔やエピソードを話されました。「個人としてはちっともトクにならないことに駆けずり回る」ことになった経緯、SEALDsの学生との交流、これまで運動に関わってこなかった多くの人たちが声を上げ始めたことの意味…
「安倍一強というけど、自民党の絶対得票数は、2012年、2014年の総選挙ともに、実は2009年の惨敗の時の票数を超えていない。投票してもしょうがない、と諦めて無関心になってしまった人が、投票すれば、大きく変わる」と強調。「向こう側の『分断し統治せよ』を乗り越えて、結束するためにもっともっと市民が声を上げよう」とユーモアを交えて熱をこめて話されました。
中野晃一さんを送り出した後、ピースハートぎふ代表の河合良房弁護士が閉会挨拶。
まさに正念場を迎えた市民と野党の共闘のためのピースハートぎふの結束を力強く訴えました。
中野晃一さん講演会の開場前の17:30~18:00、市民会館・裁判所の交差点で、もう黙っとれんアクション主催で、車に向かってのサイレントアピールを行いました。参加者は約80名でした。
6・21 1000人集会実行委員会