2016.5.12 "ピースハートぎふ" 結成

”ピースハートぎふ”に関する《結成趣意書》

 安倍政権は、2014年7月、集団的自衛権行使容認の閣議決定をし、2015年9月には安全保障関連法を成立させました。いずれも、日本国憲法に定める平和主義、民主主義に反するものであり、立憲主義を無視するものです。まさに、日本を「戦争のできる国」「戦争をする国」にするものであり、絶対に許されるものではありません。そのため、極めて多くの国民が、思想・信条・党派を超えて、“平和、憲法を守るため、断固、戦争法を廃止させましょう”などと反対の声をあげてきました。しかし、安倍政権は一顧だにしません。


 また安倍政権は、多くの国民の反対にもかかわらず、労働者派遣法を改悪したり、年金を引き下げるなど格差や貧困を拡大させています。国民のくらしやいのちなど、個人の尊厳までも軽視しているのです。
国民はもちろん岐阜県民も、その多くが平和国家が崩されていくことへの危機感や未来への不安感と共に、安倍政権の政治姿勢に対し強い疑問を持っています。心の底から「平和を守ろう」「アベ政治を許さない」などと叫んでいます。このような想いを受け止めるためには、①安全保障関連法の廃止をめざす、②集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回をめざし、立憲主義の回復を図る、③個人の尊厳を擁護する政治の実現をめざす、の3点で、野党統一候補の擁立が絶対に必要です。


 そこで「戦争させない・9条壊すな! 岐阜総がかり行動実行委員会」(以下「岐阜総がかり」という)は、「戦争法廃止! アベ政治を許さない 岐阜総がかり行動」のこれまでの活動経緯を踏まえ、岐阜県内に事務所をおく野党3党(民進党岐阜県総支部連合会、日本共産党岐阜県委員会、社会民主党岐阜県連合)に対し、第24回参議院議員選挙・岐阜県選挙区での、上記3点に基づく野党の結集を申し入れました。3党は、この呼びかけに応え、「岐阜総がかり」と3党とで新たに「ピースハートぎふ」を結成し、互いに協力して選挙での必勝を期すことに合意しました。


 私たちの願い・目的は、真の民主主議を実現し、国民の手に政治を取り戻すことであり、そのため、みんなで一緒に考え、行動することを岐阜県民に訴えるものです。
安倍政権の暴走をストップさせ、平和・人権・くらしを守りましょう。

 

《 確 認 書 》


 予定候補者・小見山幸治と「ピースハートぎふ」とは、2016年7月施行予定の第24回参議院議員選挙(岐阜県選挙区)にあたり、次の2点を確認する。

 1.双方は、以下の3項目の基本政策を合意する。

  予定候補者はこれを誠実に実行することを約束し、「ピースハートぎふ」は予定候補者を推す。
      ① 安全保障関連法の廃止をめざす
      ② 集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回をめざし、立憲主義の回復を図る
      ③ 個人の尊厳を擁護する政治の実現をめざす


2.双方は、以上の基本政策を実現するために安倍政権の打倒を目指す。

  野党各党は、選挙における協力に向けて努力し、選挙での必勝を期した体制を構築する。

 

  2016年5月12日

             第24回参議院議員選挙・岐阜県選挙区
                                  予定候補者    小見山幸治  ㊞
 
             ピースハートぎふ
                 代表    河合良房  ㊞  

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