2・16  市民と野党のつどい @中津川

御礼とご報告

「ピースハートぎふ」は、“手をつなぎ、未来につなぐ。市民と野党のつどい”を2月16日午後、中津川市内において開催しました。200名以上の市民の皆さんに参加していただき、野党4党と共に「市民と野党の共闘」を実現させようと決意表明をしました。その様子を報告します。

 つどいは、まず中津川市在住の安保ご夫妻の“カンターズ”の軽妙なリードによって、“平和の暦”、“ねがい”を参加者みんなで歌いました。平和の尊さ、戦争の愚かさなどを改めて確認しました。


 そして、「ピースハートぎふ」の近藤事務局長の司会進行のもと、まず「ピースハートぎふ」代表の河合が、「ピースハートぎふ」を結成した経緯、目的などを紹介すると共に、これまでの活動を報告しました。

 2016年7月の参議院議員選挙においては、エンブレムの作成、チラシ10万枚の配布、個人演説会の主催、街角でのスタンディングなどを精力的に行ったこと、結果的には、統一候補小見山幸治さんは勝利できなかったが、得票率40.9%、共闘した野党の比例得票数合計の112%などの成果もあげたこと。しかし、選挙対策本部との足並みが揃わなかったことや「ピースハートぎふ」が岐阜市近辺中心の運動であったことなどを指摘しました。


 この参議院選後は、福山真劫さん、中野晃一さん、諏訪原健さんを招いての講演会を実施したこと、2017年10月の衆議院選挙の1区(吉田里江さん)及び2区(森桜房義さん)での選挙戦を闘ったことなども報告しました。
そして、2019年参議院議員選挙に向けた現在の状況に言及しました。「ピースハートぎふ」の構成団体である立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社会民主党からは、予定候補として梅村慎一氏と高木光弘氏の名前が挙がっており、統一候補の決定には至っていないこと、国政選挙であり、全国的な視野に立った調整が必要であること、しかし、必ず「市民と野党の共闘」を実現するという確認はしていることなどです。 

同時に、統一候補が決まっていない段階で「市民と野党のつどい」を開催した意義も述べました。市民からすれば、速やかに一本化して闘いたいという思いは当然ですが、「統一候補がないから何も活動しない」ということはあり得ないことですし、今こそ、市民は、改めて高らかに“市民と野党の共闘” “市民と野党の共闘で政治を変えよう”と期待し、熱望し、激励することが必要ではないかと思うのです。野党にも、“市民と野党の共闘”しかないんだと改めて確認してもらい、“市民と野党の共闘”をみんなでより一層確認する場ということです。
 また、中津川、そして今後大垣、高山で開催する意義は、これまで、岐阜市とその近辺中心の活動であったことを反省し、全県的な広がりを作らなければならないということからです。

 この後、立憲民主党岐阜県連合からは梅村慎一副代表、国民民主党岐阜県総支部連合会からは伊藤正博代表、日本共産党岐阜県委員会から高木光弘書記長、社会民主党岐阜県連合から森廣茂代表が、それぞれに、安倍政治への批判、改憲阻止の決意、消費税増税反対などをアピールしていただきました。同時に「市民と野党の共闘」の意義や必要性などを口々に訴え、「絶対に実現する」決意を高らかに表明していただきました。

 そして、4人の地元の市民からも「市民と野党の共闘」に向けての期待、要望、激励を述べていただきました。
 Uさんは年金問題や9条改悪反対・脱原発を訴える立看板の設置の取り組みを紹介されました。
 Kさんは沖縄県知事選の応援に沖縄に行き、オール沖縄の共闘の力を感じたことを熱く語られました。
 子連れのHさんは、「元々は政治に無関心だった」と自分を振り返り、アベ政治をストップさせるために座間宮ガレイさんの選挙に関する勉強会をもったことなどを話されました。 


 多治見のAさんはオール5区の会などの活動を紹介し「市民と野党の共闘を何としても実現して欲しい」などと熱く訴えられました。
 参加者全員が「そうだ、そうだ」と拍手を繰り返し、会場は熱気に溢れました。激励などをいただいた皆さん、本当にありがとうございました。

  最後は、「ピースハートぎふ」の高橋副代表の音頭で、野党4党と「ピースハートぎふ」が手をつなぎ、すべての参加者は「ピースハートぎふ」エンブレムを掲げ、「市民と野党は共闘」を三唱しました。会場がまさに「市民と野党の共闘で政治を変えよう」の一色になりました。参加者全員が間違いなく勇気と希望を持てたと思います。

 参加者の皆さん、本当にありがとうございました。野党4党の皆さん、ありがとうございました。
 そして、会場の準備、設営にご尽力をいただいた中津川と近辺の皆さん、大変お世話になりました。今回の“つどい”は、各政党がそれぞれに闘う統一地方選挙の前に県内各地で開催する必要があるという「ピースハートぎふ」事務局の情勢判断のもとに決めたものですが、皆さんには押し付けたようなことになりました。止むを得なかったという面があったにせよ、本当に申し訳ありませんでした。しかし、皆さんの絶大なご尽力で今回の“つどい”は大成功だったといえます。市民と野党が、しっかりと「手をつなぎ」そして「未来をつなぐ」場、参議院選挙勝利に向けた確実なスタートとなったとみんなで確認し合う場、となったと確信します。
 この決意、熱気を次の大垣や高山にも引継ぎ、全県下に行き渡らせたいと思います。
なお、会場ではカンパをお願いし、予想を超えて多額の浄財をいただきました。今後の活動に活かしていきます。

  皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

   2019年2月17日 
                          ピースハートぎふ  代表   河 合 良 房


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